高橋 聡 × フォン シャオシー

対 談

「世界のアスクへ」

高橋社長

高橋 聡

代表取締役社長
2005年入社

長野高等学校を卒業後、アメリカ•シカゴのデュボール大学に進学。総合コンサルティング会社「アクセンチュア株式会社」に入社し、通信販売大手の業績管理システムの構築、政府機関の業務基幹システムの構築などに従事する。2005年に「アスク工業株式会社」に入社し、2010年に代表取締役に就任。1977年生まれ。

フォン シャオシー さん

フォン シャオシー

工業資材部
2013年入社

中国の高等学校を卒業後、留学生として信州大学工学部に進学。学生時代は留学生クラブの理事長としてリーダーシップを発揮した。アスク工業に新卒で入社後は、新規事業として立ち上げたばかりのコメダ珈琲の店舗に配属され、初代店長を任された。夢は、アスク工業中国支社の支社長になること。

「中国支社の創設はアスク工業の事業目標のひとつ」
「僕に、支社長をやらせてください!」
「そのつもりでいるから、がんばってね!」

今回登場する代表取締役の高橋とフォンは、もともとは生徒と講師という間柄。学生時代にフォンが講師を務めていた中国語スクールに、高橋が生徒として通っていたことがきっかけで知り合った。レッスンを通じてアスク工業の事業内容に興味を持ったフォンが熱望する形で入社。中国での事業展開を進めていく上で、すでに欠かせない人材となっている。

フォンさんは、新卒で入社されたんですよね?

フォン:はい。2013年に入社しました。

高橋:もうそんなになるの!? 僕がフォン君に中国語を習い始めた時は、まだ君が大学生だったから、それよりも長い付き合いということになるよね。早いもんだなぁ。

フォン:あっという間でしたが、充実した日々でした。でも、僕が「アスク工業に入社したい」と言った時、最初は社長、断りましたよね(笑)。

高橋:フォン君ほどの優秀な学生だったら、大手企業でも活躍できると思ったからね。「それでも働きたい」と言ってくれたから、「それならば、ぜひお願いします」って。

フォン:もともとは大手の商社で働きたいと考えていたんです。でも、「2、3年間は海外に行けたとしても、日本に帰国したらもう決まった仕事しかできないよ」というような話を友達から聞いて。それならば、いろいろなことを体験できるアスク工業に入社したほうが自分自身の成長になるんじゃないかなと思ったんです。僕の中で「100事業」という構想は、かなり心に響きました。

高橋:事業内容の説明や取引交渉を中国語できるようになりたいと思っていたから、レッスンの時に会社の話はいろいろとしていたよね。

フォン:はい。「100事業を目指してどんどん新しいことをやっている」とか、「中国ではこういうお客さんと取引をしていて、こんな話をしたいと思っている」というような話を聞いているうちに、やりがいのありそうな会社だなと思うようになりました。あれもこれもやってみたい僕にぴったりの会社だな、と。でも、入社してすぐに新規事業のコメダ珈琲の店長を任された時は、さすがに「僕でいいの?」と驚きましたけど。

高橋:新しい事業を立ち上げて定着させるということは、学ぶ機会がたくさんあるということだからね。入社してまだ3カ月ぐらいだったけど、本部からのマニュアルやサポートもあることだし、だったらフォン君にやってもらおうかなって。飲食店をマネジメントするということは、小さい会社を任されているのと同じ。在庫や人、お金の管理をするのは大変なことだけど、ものやお金の流れを最初から最後まで全部自分で見られるというのは、いい勉強になったんじゃないのかな。これから携わっていくであろうもっと大きな事業も、規模の差こそあれ、ものやお金の管理という意味では変わらないからね。一年間店長をやってみて、なにが一番大変だった?

フォン:人の管理の部分、一番はコミュニケーションのとり方ですよね。どんな風に接したらいいかはその人のキャラクターによっても全然違うので、とても難しい問題でした。でも、人の管理やコミュニケーションのとり方というのはどんな仕事をしても必要になってくることなので、入社してすぐにこういう経験ができたことはよかったなと思っています。現に、工場の生産管理の部署に異動になった後もこの時の経験がとても役立ちました。

高橋:反対に楽しかったことは何?

フォン:飲食の事業に乗り出すのはアスクにとっても初めての試みだったので、みんなでゼロから新しいことに挑戦しているという楽しさがありました。毎日新しいことができて、新しい考え方ができるようになって……自分自身の成長を感じることができて、すごく楽しかったですね。これからも、どんどん新しいことに挑戦し続けたいなと思っています。

アスク工業の「100事業構想」に感銘を受けて入社されましたが、フォンさんがこれから手掛けてみたいと考えている新規事業はありますか?

フォン:健康事業部はすでにあるのですが、中国ではいま健康に対する意識がとても高まっているので、日本の健康食品を中国で広めたいなと思っています。中国ではまだ化粧品や電化製品ぐらいしか日本のものが浸透していないので。

高橋:やってみたい、というよりも、もう事業として本格始動するからね。

フォン:はい。できれば1、2年くらいで定着させて、事業として軌道に乗せたい

高橋:中国向けの健康食品輸出だけじゃなくて、フォン君にはまだまだいっぱい仕事を用意しているよ(笑)。中国は、うちの取引先国の中で、一番輸出額の多い国。これからも伸びていく国だし、今後、さらに事業を拡大していくためにも絶対に外すことはできない国だからね。アスク工業中国支社の創設を目指してがんばろう。君には支社長になってもらおうと思っているから、そのつもりでね!

フォン:はい、がんばります!

高橋:頼むよ! 事務所をどこにするかは、もう決めてあるんだから(笑)。