高橋 敬 × 高倉 優

対 談

「成長するという事」

コメダ珈琲店マネージャー

高橋 敬

コメダ珈琲店マネージャー
2005年入社

代表取締役・高橋聡の実弟。大学を卒業後は通信系の会社に入社。技術者として務めた後、アスク工業に入社した。現在は、健康食品などを扱うB to C事業部の統括を務める一方で、2012年に新規オープンしたコメダ珈琲店のマネージャーとしても手腕をふるう。店舗にも立ち、スタッフと共に汗を流す日々。

高倉 シャオシー さん

高倉 優

コメダ珈琲店店長
2013年入社

専門学校を卒業後、カフェでアルバイト店員として働いていたが、コメダ珈琲店オープンの情報を知り、社員募集の求人に応募。21歳という若さで30人のスタッフの上司となる。入社時の肩書きこそなかったが、その後頭角を現し、店長に昇進。現在は、新人採用やスタッフ教育などの仕事も任されている。

「21歳でいきなり30人の部下ができて大変だったんじゃない?」
「新人にもチャンスをくれるすごい会社だなと思いました」
「こんな会社、日本中探してもそうはないかもね(笑)」

今回登場する高橋と高倉は、長野市東和田にあるコメダ珈琲店で働く上司と部下。お店のわきあいあいとした雰囲気をそのままに、対談中も絶妙な掛け合いを見せた。高倉にとって高橋は、小さな相談も親身になって聞いてくれる部下思いの上司。一方の高倉は、高橋をはじめアスク工業の経営陣からもその成長ぶりが高く評価されている。

新卒で入社された初めての女性社員なんですよね?

高倉:はい。2013年に入社したので、今年で5年目になります。

高橋:優ちゃんは、うちに来る前もカフェで働いていたんだよね?

高倉:はい。カフェでアルバイトをしていたのですが、与えられた仕事をこなすだけではなくて、もっといろいろなことに挑戦したいなと思っていた時だったので、思い切って受けてみることにしました。

高橋:入社した時はたしか21歳だったよね? 最初は店長という立場ではなかったけど、その頃から社員という立場で30人近いアルバイトスタッフを管理しなければいけなかったから、とても大変だったんじゃないかな。

高倉:そうですね……。自分より年上の方とか、いろいろな年齢層の方や経歴の方がいて。私は年下で社員という立場だったので、「スタッフとどんな風にコミュニケーションをとっていけばいいのか」というのは重要な課題でした。

高橋:僕は最近まで店舗に立ったことがなかったから知らなかったんだけど、勤務が終わってから――夜の12時過ぎにスタッフを連れてファミレスに行ったり、ラーメン屋に行ったりしているっていう話を聞いたよ。

高倉:はい。営業中はお客様もいらっしゃいますし、仕事があってなかなかゆっくり話す時間がないので、時間があれば「最近どう?」と言ってなるべく誘い出すようにしています。距離感が近い方が相談も意見も聞きやすいので。その人の話だけではなくて、「そういえば、あの人もこんなことを言っていました」とか、いろいろな情報が引き出せたりもするので、入社当初からスタッフと話す時間は大切にするようにしていますね。私自身、自分の想いも伝えているつもりですし、いろいろな声を聞くことで勉強もさせてもらっています。スタッフの数が多いので、刺激になることがたくさんありますね。

高橋:スタッフルームに置いてある「連絡ノート」も、がんばって書いているよね。

高倉:「お客様のためには、こうした方がいいんじゃないか」とか「こっちの方がもっとお店がよくなるんじゃないか」とか。そういった意見や提案をスタッフ同士で共有するにはどうしたらいいのかなと思って書き始めたんです。口で伝えるだけだと、「その時にいなかったスタッフは知らない」ということが起こり得ますし、私だけでなくスタッフ全員が自由に意見を書き込めるようにすることで、みんなの意見が聞けるかなと思ったので。発言しやすい環境を作っていくことも、私の大事な仕事だと思っています。社員とかアルバイトとか関係なく、同じ店舗に立つスタッフ同士、一緒にお店をよくしていけたらいいな、と。

みなさんとても仲がよさそうに見えますが、高橋さんは普段どんな上司ですか?

高倉:アスク工業に入社する前までは、上司というと「怖い」というか遠い存在のようなイメージがあったんですけど、敬さんは一緒になって考えてくれたり、アドバイスをくれるので、小さなことでも構えずに相談したり、話すことができますね。いい上司に恵まれました(笑)。

高橋:最近では「これはこうでしょう!」と僕が怒られることもあるぐらい(笑)。面接の時から芯の強さのようなものは感じていたけど、4年間お店に立ってきたおかげで、自信がついてきたのかな。

高倉:確かに、以前は遠慮をしてしまって自分の意見がなかなか言えないことが多かったですね。「こうした方がいいよ」と言われたことに対して、「うーん」と思うところがあっても、言えないというか。今は、長くお店を見てきているからこそ分かることや譲れないものがあるので、自信を持って自分の意見が言えるようになりました。

高橋:短い期間でずいぶん成長したなぁと思うよ。

高倉:21歳で入社していきなり30名近い部下を持つという経験は同い年の人からするとなかなか経験できることではないので、いい機会を与えてくれたなと感謝しています。年齢やキャリアに関係なく平等にチャンスを与えてくれるところがアスク工業の魅力なんだなぁと、今さらながら感じています。

高橋:確かに、立場も年齢も性別も関係なく中小企業でここまでチャンレジさせてくれる会社というのはなかなかないかもしれないよね。やる気次第でどんどん新しい可能性を広げてくれる会社だから、これからも今まで以上にがんばってね!