高橋社長

お客様のニーズを実現する「非常識な挑戦」で未来を目指す。
世界から必要とされる100年企業へ。

代表取締役社長 高橋 聡

大切なのは「お客様のご要望をかなえられる」ということ

アスクホールディングス株式会社は、研磨剤の商社として創業した企業です。
創業以来、私たちはお客様が抱えているさまざまな「技術的課題」を解決するために、取り扱い製品を増やし、必要な場合には自社で製品開発を行うことで工業分野の事業を広げてきました。それができたのは「お客様のことを一番に考える」という先代が築いた指針と、その指針に忠実に一所懸命に仕事にあたってきた、実力ある技術者たちがいたからでした。

一方、近年では、健康食品の通信販売、中小企業の M&A サイトの運営、中国語講座、喫茶店チェーン経営など、工業技術の分野とはまったく異なる事業を複数展開しています。本来、事業のドメインは集約、経営資源を一点に集中すべと言われますが、私たちはあえてそうしていません。しかも、私は事業を 100 事業にまで増やしていこうという目標を掲げたのです。

それはなぜか。

創業当初の歩みを見つめなおしてみると、大手企業が諦めたことや大手が見向きもしないようなニッチな市場への挑戦など、一般的には非常識ともとれる取り組みが我々の強みになってきた、ということからです。
私たちが、最初にお客様のご相談を受けて自社で開発した「アスナーシート」は、特殊な表面処理を施したゴムシートで、スキー材料として利用され、今では世界シェア 50%を超える製品となっています。世界シェア 50%ではありますが、実はこの市場はとても小さいのです。そして、我々の提供する製品は、このアスナーシート以外でも、どれもこれと同じようにニッチな製品ばかり。一つ一つの事業の市場は小さく需要も少ない。しかし、そこにはお困りのお客様がいる。確かに、事業効率は悪いけれども、お客様の困りごとが解決し、幸せになっていただくことが、我々にとって、最も大切なことだと考えたのです。
日本のニッチでは数千万円の単位でも、世界のニッチとなれば数億となる。我々は常に世界市場への展開を目指し、事業拡大を目指していきます。

高橋社長

100 事業 100 幹部の竹林経営で 100 年企業を目指す

100 事業という目標は、今後さらにお客様のお困りごとに目を向け、お客様の役に立つ組織に成長していこうという思いを込めたものです。何が売れるのかではなく、何が求められているかということから商品や事業を創出し、私たちの技術をもってお客様のニーズを満たしていく。それこそが、我が社ならではの事業展開であると考えています。
顧客ニーズがめまぐるしく変化する現代では、一つの事業が永続することは難しいのですが、常にお客様のお困りごとに目を向け、新たな事業を創造し続けることで、会社も変化し続けることができます。その結果、大きな一本の巨木でなく、まるで竹林のような複数事業の集合体となり、台風にも負けない企業となる。幸いにも我が社には、長年かけて先代たちが築きあげてきた、需要とノウハウ、そして事業を拡大していくためにも不可欠な黒字経営の実績があります。それらの資産を最大限に活用し、100 年存続できる企業を目指します。

「仕事にも遊びにも積極的」が、アスクのスタンス

私が、働くことの中で一番大切だと考えているのは、「仕事を楽しめるかどうか」です。同じ仕事をやるにもモチベーションの高い人と低い人では、仕事効率や成長に大きな差があります。近年、学生の皆さんと話をすると、「将来に求めているものは安定」であるという話をよく聞きます。しかし、海外の若者と話をすると、目をキラキラさせながら「自分で起業したいんだ」と積極的な人に出会うことが多い。
世界を市場として捉え、常に新しいことにチャレンジして、新しい事業を作っていく我が社としては、我々にない視点を持っている人、モチベーションの高い人、新しいものを作っていくためのリーダーシップある人材を求めています。安定を求めていて言われたことだけやっていればいいという学生よりも、「あれもこれもやってみよう」という、ちょっとやんちゃで勢いのある学生に魅力を感じています。
ですから、仕事にも仕事以外のことにも、楽しく一生懸命取り組める仲間がいい。アスクホールディングスは休日のバーベキュー大会や「山部」での活動など、楽しい時間を共に過ごしながら、チームワークを高めるような自由な社風です。
一緒に、楽しく、アスクホールディングスで働いてみませんか。