A. 男子一人乗りは、コースによっては時速140キロを超えるため危険なスポーツと思われがちですが、無茶な滑りをしなければ安全なスポーツです。初心者は壁に体をぶつけたり、転倒したりもしますが、選手のスキルがつくまで正式スタート台から滑る事もありませんので、怪我をしてもかすり傷程度が一般的です。上級者になれば壁にぶつける事すら稀になりますので、他の競技と比べて特に危険なスポーツではありません。
Q. リュージュの競技人口はどれぐらいですか?
A. ドイツをはじめ、ヨーロッパでは大変馴染みのあるスポーツですが、世界的に見ても競技人口はあまり多くありません。日本のソリ競技全てで100人程度が選手登録をしています。
Q. 選手になったら年間でどれぐらいの費用がかかるのですか?
A. 国内練習では選手登録費(2万円程度)と合宿費(規模に応じて数千〜数十万)が必要となります。また、海外遠征に選抜された選手は、個人負担として1シーズン数十万円程度の費用がかかります。
Q. 強くなるための素質ってあるのですか?
A. リュージュで大事なのは、スタートの瞬発力、バランス感覚、繊細なコントロール(体の器用さ)、強靭な精神などですが、一番は長く競技を続けて経験を積むことが重要です。海外の場合、3歳頃から競技を始める選手もいますので、出来るだけ早くから競技を始め経験を積むことが成功への道となります。
Q. 何歳まで競技を続けられますか?
A. リュージュは、スタートの瞬発力を除くとあまり筋力は必要とされないスポーツです。逆に、試合での精神面や技術力が求められるスポーツですので、30代の選手でも世界で活躍しています。有名な選手では、ドイツのジョージハッケル選手(オリンピック5大会連続でメダル獲得)が40歳で引退したシーズンでもオリンピックで7位に入賞しています。
Q. 重い人が有利なんですか?
A. リュージュではスタートで選手が飛び出してからは、下り坂で加速するだけで意図的に加速は出来ません。その為、ある程度体重が重い選手が有利といえます。ただし、相撲のように太っていてはスタートで遅くなってしまいますので、水泳選手のように、筋肉と脂肪がバランスよく付いていることが理想と言えます。また、脂肪は滑走中に跳ねるソリのショックを吸収するという役目も果たしますので、筋肉質より若干は脂肪があったほうが良いと考えられます。
Q. オリンピックに出るにはどうすればいいですか?
A. リュージュは、選手の素質と共に経験が重要となります。オリンピックに出場する為には各国で行われるワールドカップを転戦し、基準を満たす順位でゴールしなければいけませんので、各国のコースを熟知している必要があります。その為、オリンピックに出るには、出来るだけ若いときから海外遠征に参加して経験を積み、シーズンを通して練習をする事が非常に重要です。